自分で解くだけじゃ、伸びない場合もある

タブレット学習が盛んである。
コロナの影響もあり否応なしに急速に普及した。熱があるだけで昔は「それくらいは熱じゃない!学校に行ってきなさい!」と言われたものだが、ここ3年くらいで「熱があればとにかく学校休んで、様子を見よう。できればPCR設けてみなさい。」となる。もちろん、なんてことのない症状でも、タブレットで授業配信を見れるので罪悪感も内容だ。受験生の中には「もし、コロナに移ったら大変なので学校や住んでタブレットにする。」というのもいたりする。確かに一理あるご意見だ。

さて、そんな中。今後もこのようなタブレット学習が続いていくようならある危険性を感じる。授業を本当に理解して、ただしくノートに記録しているのか。特に新中1などは「四則計算」ラッシュの内容を最初は学習するので答え合わせだけになりがち。これまでの経験で独自の変な計算をして、なぜか正しい答えになった生徒がいた。例えば、よく見るのが”5×(-3)”と書くところを”5×-3”と書いてしまい、その結果いつの間に掛け算は省略するという規則を習うと”5-3=2”としてしまうという生徒が何人かいた。

大量に正解を出せる生徒はこの手のミスは書き直しもせずに、正解を写して「単なる計算ミスだから次からちゃんとやろう」という意思確認とともに、次に進んでいってしまう。

このようなミスはほかにもあるが、学校や一斉授業の塾なんかではなかなかそこまでチェックするのは難しい。
こんな小さなミスが、テストでは2点3点の失点になる。
逆に小さなミスがないということは、わからないところが明確なので指導もしやすい。得点も伸びやすい。

そのために、本人の直書きで必ずチェックしている。時にはホワイトボードに書かせてみる。
すると、わかったつもりが、「つもっていない」ことに生徒は気が付き、文字やグラフ、図形を大きく書き始める。
そうすることで、自分が見えなかったことが見えてくるということを知るからだ。
これを徹底指導する。この手法を生徒が身に着けると必ず問題を解いていてわからなくなったら、「書いていいですか。」となる。

一方通行の授業よりも、双方通行の授業。これが『GRIT』の真骨頂である。

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